3メガ銀、新卒採用3割減…低金利やIT化で
4/20(金) 20:53配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00050073-yom-bus_all

 三菱UFJ銀行と三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ(FG)の3メガバンクは、2019年4月入社の新卒採用数を今春より約3割減らす。

 長引く低金利で本業の貸し出しでもうけにくくなっているほか、情報技術(IT)の進展で必要な人員が減っているためだ。

 3メガの新卒採用は19年4月入社が2300人で、18年4月入社の3192人から892人減る。3メガは、安定性や給与の高さから長年就職活動でトップクラスの人気を集めて大量に採用をしてきた。16年4月入社では計5000人前後を採用して、わずか3年で半分以下に減ることになる。

 3メガのうち、最も減らすのはみずほFGで、19年4月入社は700人と、前年の1365人から半減させる。ほかの2メガと比べて業績が伸び悩んでいるからだ。昨秋に今後10年で全従業員の4分の1にあたる1万9000人を減らす構造改革策を発表し、新規採用の抑制などで達成することを明らかにしていた。