5月はレタスやキャベツ安く 農水省の卸値見通し
2018/4/27 13:59
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29922730X20C18A4QM8000/

 5月の主要な野菜の卸値は平年並みか安く推移しそうだ。農林水産省が27日発表した5月の野菜卸値見通しによると、レタスやキャベツ、ハクサイの5月前半の卸値は平年(過去5年平均)に比べ20%超安くなる。ジャガイモは月間を通して安値になる見通しだ。

 レタスやキャベツ、ハクサイは3月上旬以降の気温上昇で生育が早く進んだ。ジャガイモも主産地の鹿児島県や長崎県で好天が続き、出荷量は平年を上回る見込みだ。
 高値が続いたニンジンの卸値は5月前半に平年並みの水準に戻りそうだ。主力の徳島産の生育が冬場の低温で遅れ、4月の卸値は平年を上回って推移した。天候回復で持ち直し、後続の千葉産も生育が進んでいる。