▲南海統営産タコの和え物、スイス風ジャガイモチヂミ、新安産ニベナマコ片水、マンゴームース(民族の春)、蒸しダイと蒸しナマズ、釜山の焼きマトウダイ、瑞山牧場の韓牛炭火焼き、ポンハ村産米とDMZで採れた山菜を使ったビビンバ、ヨモギのスープ(写真左から時計回り)
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大統領府(青瓦台)は27日の南北首脳会談で提供される歓迎晩さん会のメニューを紹介した。

金大中(キム・デジュン)元大統領の出身地である全羅南道新安郡可居島産のニベとナマコを使った「ニベナマコ片水(四角い水ギョーザ)」、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の出身地である慶尚南道金海市ポンハ村でアイガモ農法により生産されたコメを炊いたご飯、現代グループ創業者の鄭周永(チョン・ジュヨン)氏が牛を引き連れていった忠清南道・瑞山牧場の韓牛(韓国伝統の肉牛)を使った炭火焼き、作曲家・尹伊桑(ユン・イサン)氏の出身地である慶尚南道統営産のタコの和え物などだ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が幼少期を過ごした釜山を代表する郷土料理である焼きマトウダイ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が幼少期を過ごしたスイスのジャガイモ料理「レシュティ」を韓国風にアレンジした「スイス風ジャガイモチヂミ」のほか、「平壌・玉流館の冷麺」も登場する。

大統領府は「晩さん会のメニューは南北両首脳のバックグラウンドと意味ある地域の特産物、平和と統一のために尽力した方たちの思いを込めて準備した」とした上で「晩さん会のときに提供される酒には忠清南道唐津市ミョンチョン面の杜鵑酒とムンべ酒が選ばれた」と説明した。

ミョンチョンの杜鵑酒は杜鵑花とも呼ばれるツツジの花びらともち米でつくった芳醇な酒で、昔から「百薬之長」と称されている。重要無形文化財に指定されているムンべ酒は高麗時代から1000年以上の歴史を誇り、もともとは(北朝鮮の)平安道地方の郷土酒だったが、今では韓国の名酒に挙げられている。

2018/04/26 17:14
朝鮮日報
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南北首脳 会談後の晩さん会には夫人を同伴

韓国大統領府は27日午後の記者会見で、南北首脳会談のあとに開かれる晩さん会に、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領はキム・ジョンスク(金正淑)夫人を、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長はリ・ソルジュ(李雪主)夫人を、それぞれ同伴して臨むことを明らかにしました。

4月27日 14時42分
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