武雄市で工場爆発 1人が死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180430/5080000433.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

29日夜、武雄市の製鉄工場で地下の機械室が爆発する事故があり、
作業員1人が死亡し、もう1人の作業員が右半身をやけどする大けがをしました。

29日午後11時ごろ、武雄市山内町鳥海にある「九州製鋼株式会社佐賀工場」の作業員から、
「工場の地下にある機械室で爆発があり、男性が1人心肺停止している」
と警察と消防に通報がありました。

警察によりますと、消防が駆けつけた時には、火はすでに消し止められていたということですが、
機械室の様子を見に行った28歳の男性作業員が全身にやけどを負って
病院に搬送され、まもなく死亡が確認されました。
また、28歳の男性作業員を助けにいった45歳の男性作業員も、
右半身にやけどを負う大けがをしたということです。

工場には、ほかに10人ほどの作業員がいましたが、けがはありませんでした。

警察によりますと、死亡した作業員は、地下の機械室に通じる扉から煙のようなものが漏れているのを見て
確認しに行ったところ、爆発に巻き込まれたということです。

地下の機械室には、酸素を送るパイプがあったということで、警察と消防は
酸素が漏れ出て爆発が起きた可能性もあるとみて、当時の状況や事故の原因を詳しく調べています。

04/30 09:45