0001ばーど ★
2018/05/02(水) 12:33:44.92ID:CAP_USER9亀山市長は1日午後、菅原秀幸副市長らと議長室を訪問。丹野議長、大森秀一副議長と約40分間協議し、検討状況を報告した。
終了後の取材に、亀山市長は「いろいろな意見交換をした。(上告の判断は)全く決めていない」と述べた。丹野議長は「8日朝までに連絡がなければ議会で対応できない。そこまでに決定してほしいと伝えた」と説明した。
上告する場合、臨時会での議決と市長の裁量で行う専決処分の方法がある。丹野議長は「専決処分は議会軽視になる」として臨時会を開く方向で調整するように伝えた。
判断の期限とした「8日朝」は上告期限の10日から逆算して設定。その場合、9日に臨時会を招集し、関連議案を審議する。上告しない場合は招集しない。
丹野議長によると、亀山市長は「上告するにせよ、しないにせよ大変な思いだ」などと話し、悩んでいる様子だったという。
議長との会談に先立ち、亀山市長は市側代理人の松坂英明弁護士、市教委と市長室で話し合った。松坂氏との協議は判決翌日の4月27日に続き2回目。判決解釈の説明を受けたとみられる。松坂氏は取材に「意見交換をした。一般的には期限の2、3日前には決めてもらいたい」と述べた。
亀山市長は2016年の控訴判断の際、一審仙台地裁判決の2日後に方針を固め、臨時会の招集を申し入れた。採決の結果、賛成16、反対10で可決された。
今回の上告判断を巡っては、当時控訴に賛成した議員からも「勝訴の見込みがない」と危ぶむ声が出ている。市議選(20日投開票)を控え、前回賛成した議員が判断を変える可能性もある。採決の行方は見通せず、亀山市長の判断を一層難しくさせている。
判決後の記者会見で亀山市長は「早い段階で判断したい」と述べたものの、決断は大型連休明けとの見方も出ている。
一方、県は4月27日に県議会の会派会長懇話会で、判決内容を説明。1日も一部会派への説明を続けた。出席した県議の一人は「控訴時は判決から時間を置かずに決断し、批判を浴びただけに、今回はぎりぎりまで悩むだろう」とみる。
◎どちらもリスク/市長・一問一答
亀山紘石巻市長は1日、市役所で河北新報社などの取材に3度応じた。主なやりとりは次の通り。
−自身の考えは。
「まだ決まっていない」
−悩んでいるのか。
「市の立場としては慎重に考えないといけない」
−議会は必ず招集するのか。
「(その前に)上告するかしないか、どちらもリスクがある。そのリスクをどのように最小限にするか検討中だ」
−大型連休中の議会招集はあるのか。
「(市議選に向けた)活動があるから難しいのではないか」
2018年05月02日水曜日
河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180502_11012.html
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