「ゲノム編集」した稲の田植え

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180508/1070002502.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

遺伝子を書き換える「ゲノム編集」と呼ばれる技術を使って、より収量の多い稲の研究を進めている
茨城県つくば市の研究機関で、屋外で試験栽培を行うため田植えが行われました。

つくば市の研究機関「農研機構=農業・食品産業技術総合研究機構」は、
特定の遺伝子を書き換える「ゲノム編集」の技術を使って、より収量の多い稲の開発を進めています。
屋外での試験栽培は去年から始まり、施設内の特別に管理された
およそ10アールの田んぼで、研究者や職員およそ10人が
遺伝子を書き換えたあわせて60パターンの稲を植えていきました。

農研機構は、通常の稲よりも「もみ」の数が多いものや、「もみ」が大きいものを選んで
収量が2割ほど多い稲を作り出したいとしていて、5年かけて試験栽培を行い、効果を実証する予定です。

農研機構の遺伝子利用基盤研究領域の田部井豊領域長は、
「ゲノム編集を使った研究は日本が先行してるので、
生産性などを検討しながらよりよい稲を作っていきたい」
と話していました。

05/08 11:59