http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180510/5030000613.html

05月10日 16時06分
長崎市の港の海中に沈んでいた乗用車を引き上げたところ、中から2人の遺体が見つかり、警察では車の所有者や2人の身元の確認を進めています。

9日午後4時ごろ、長崎市香焼町の長崎港で、車が沈んでいるのを海中を撮影するために潜っていた男性が見つけました。

警察などが捜索したところ、岸壁からおよそ20メートル、水深13メートルほどのところで乗用車が見つかり、10日午前10時半ごろ車を引き上げたところ、中から2人の遺体が見つかったということです。

警察によりますと、2人の遺体は損傷が激しいことから性別や年齢は直ちにはわからず、死亡から長い時間がたっているとみられるということです。

車にはナンバープレートが付いていたことから、警察では車の所有者や2人の身元の確認を進めています。

現場は長崎駅から南西に7キロほど離れた工場などが建ち並ぶ工業地域で、警察によりますと、岸壁には車止めがところどころにあるということです。