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5月12日 11時19分
今月、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっている親子について、警察や消防などは、人が立ち入るのが難しい2つの沢に人員を派遣し、集中的に捜しています。

新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と、長男で小学1年生の空くん(6)は、今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま戻らず、行方がわからなくなっています。

警察や消防などは、12日もおよそ40人の態勢で親子を捜しています。

11日までの5日間、警察などは、松平山の山頂へと続く登山道周辺の沢や尾根を中心に、地上と上空の双方から行方を捜してきましたが、手がかりは得られていません。

警察や消防などの現地本部は、これまで、人が立ち入るのが難しく、主に上空から捜してきた場所のうち2つの沢を対象に、12日、地上から人員を集中的に派遣しています。

このうち1つの沢の付近では、これまでに「物音がした」という情報があったほか、もう1つの沢の周辺は、下山する時に迷い込むおそれがあるということです。

警察などは、これらの沢で2人の手がかりを捜しています。