2018年5月12日 00時09分

 東京証券取引所1部に上場する企業の2018年3月期決算発表が11日、ピークを迎えた。

 円安や米国の大規模な減税が追い風となり、最終利益の合計は2年連続で過去最高を更新する見通しだ。米中の貿易摩擦による悪影響が警戒され、19年3月期の業績は減益予想となっている。

 SMBC日興証券が10日までに発表を終えた743社(全体の約56%、金融などを除く)を集計したところ、18年3月期の売上高は前期比8%増、最終利益は26・1%増だった。11日以降発表の企業分も含めると、最終利益の合計は30兆円規模と過去最高だった前期の約24兆円を上回りそうだ。

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http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180511-OYT1T50105.html