http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180522/5030000708.html

05月22日 18時05分
佐世保市出身の歌手で、特殊詐欺の被害防止を呼びかける長崎県警の広報大使を務める前川清さんに、警察から感謝状が贈られました。

前川清さんは、おととしから長崎県警察本部の広報大使を務め、テレビのコマーシャルやポスターなどで、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺の被害の防止を呼びかけています。

県警察本部では22日、前川清さんに國枝治男本部長から感謝状が手渡されました。

贈呈式には、特殊詐欺の被害防止に協力したことがある、県内の金融機関やコンビニの関係者も招待され、前川さんに、「芸能界でだまされないために気をつけていること」を質問しました。

これに対し前川さんは「『もしかしたら』という気持ちを常に持って、何ごとも100パーセントは信じないことです」と、冗談を交えて答えていました。

警察によりますと、県内で特殊詐欺の被害にあった人のうち高齢者の占める割合は、おととしの、およそ7割から、去年はおよそ5割と低くなっていて、逆に、20代から50代を含む、幅広い世代が被害にあう傾向にあるということです。