米議会で、「退役した」揚陸艦を日本へ移譲することが提案された。
しかるべき法案を議会に提出したのは、共和党のマイク・コナウェイ議員。

法案の趣旨説明に関する資料には「法案は日本への揚陸艦の派遣を承認し、
不安定さの増加がみられる地域での自国の安全保障を強化するために
必要な手段を我々の親密な同盟国に提供する」と述べられている。

コナウェイ議員によると、揚陸艦は日本が海上自衛隊を強化するのに役立つだけでなく、
自然災害の際には実質的な人道支援や援助を日本に提供する。
これは、1978年に進水したタラワ級強襲揚陸艦の4番艦「ナッソー (LHA-4) 」の移譲に関するもの。

なおコナウェイ議員は、揚陸艦の輸送と修理にかかる費用は日本が支払うことを提案している。

※タラワ級強襲揚陸艦(Wikipedia)

タラワ級強襲揚陸艦(タラワきゅうきょうしゅうようりくかん、Tarawa class amphibious assault ship)は、
アメリカ海軍の強襲揚陸艦の艦級。基本計画番号SCB-410。

■設計
イオー・ジマ級強襲(ヘリコプター)揚陸艦はヘリコプターによる人員の輸送・揚陸を重視していたが、
ヘリコプターでは重量物の輸送ができず、他の艦を用いる必要があった。
タラワ級は汎用性に優れ人員、装備、各種車両、各種航空機の搭載運用を前提とした設計がなされ、
ウェルドックを有し、重量物揚陸用の上陸用舟艇も搭載している。

艦橋は中央右舷よりにあり、煙突と一体化している。
艦上構造物内には艦橋を始め、戦闘指揮所や水陸両用作戦の指揮所を設けている。
艦の後部は航空機格納庫とウェルドックが配置されており、艦の前部が車両甲板や兵員居住区となっている。

新造時には対空および揚陸支援用に飛行甲板の切り欠きして
54口径127mm砲単装3基(艦首2基、艦尾1基)を装備していたが、
これは後に撤去されRAMミサイルランチャーが装備された。
タラワ級の設計は後に建造されるワスプ級の基礎となっている。

■能力

◎航空運用機能
甲板は全通甲板となっており、ヘリコプターおよびV/STOL機の運用が行える。
AV-8Bの運用が可能で、上陸部隊に対し航空支援が実施できる。カタパルトは装備していない。
左舷後部に舷側エレベーターのほか、艦尾中央にもエレベーターを持つ。

◎輸送揚陸機能
兵員は海兵隊1個両用戦大隊(MEU)搭載を考慮し、1,900名が搭乗できる。
艦尾にウェルドック用の大型ハッチがある。
艦の建造がLCAC-1級エア・クッション型揚陸艇の開発以前であったためにLCACへの対応に難があり
LCUなどの汎用上陸用舟艇は2隻以上搭載できるが、LCACは1隻しか搭載できない。

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★1が立った日時2018/06/11(月) 15:27:34.41
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