【AFP=時事】米食品医薬品局(FDA)は25日、子どもにてんかんの発作を引き起こす二つの難病の患者向けに、
大麻抽出成分を含む治療薬「エピディオレックス(Epidiolex)」を承認した。大麻由来の治療薬がFDAに承認されるのは初めて。

 エピディオレックスは英バイオ製薬企業「GWファーマシューティカルズ(GW Pharmaceuticals)」が製造する治療薬で、
大麻に含まれる80以上ある活性化合物の一つ「カンナビジオール(CBD)」を成分としている。

 FDAによると、同薬は激しい発作を引き起こすレノックス・ガストー症候群(Lennox-Gastaut Syndrome)と
ドラベ症候群(Dravet Syndrome)の治療薬として承認され、2歳以上の患者が対象だという。

 現在、欧州医薬品庁(EMA)もエピディオレックスの審査を行っており、
治療薬として承認を推奨するかどうか来年早々にも結論が出る見通し。【翻訳編集】 AFPBB News


6/26(火) 13:22配信 AFP=時事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00000033-jij_afp-int
画像 米カリフォルニア州で栽培される大麻草(2018年1月1日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
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