◆木曽路の唐揚げ店、7月2日開業 名古屋

日本料理店を展開する木曽路は29日、新業態として7月2日に開業する唐揚げ専門店「からしげ」の内覧会を開いた。
中心メニューは唐揚げ定食で、同社が定食中心の店を出すのは初めて。

1号店は名古屋市緑区の幹線道路沿いにオープンする。
客単価は600円程度とし、低価格路線で若者層などを呼び込む。

写真:木曽路が7月2日に開業するからあげ専門店「からしげ」(29日、名古屋市緑区)
https://www.nikkei.com/content/pic/20180629/96958A9F889DE1E0E6E6E7E2E5E2E0EBE2E4E0E2E3EA9EEBE3E2E2E2-DSXMZO3244504029062018L91001-PB1-1.jpg

「からしげ」は唐揚げ定食のほか唐揚げをのせたカレーライスなど、幅広い年代に受けるメニューを用意した。
酒類も提供する。営業時間は午前10時30分から午後11時で年中無休。持ち帰り弁当や総菜も販売する。

同社によると、共働き世帯や一人暮らしの高齢者の増加で、家庭内で揚げ物をする機会が減ってきているという。
外食や総菜など中食で根強い人気がある唐揚げの需要を取り込む。

主力のしゃぶしゃぶ・日本料理店「木曽路」よりも出店投資額や従業員数を抑えられるという。
今期中に複数出店する見通し。

日本経済新聞 2018/6/29 21:14
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32445070Z20C18A6L91000/