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ロシア W杯デザインの地下鉄車両や駅が人気スポットに
2018年7月1日 1時54分サッカーW杯

サッカーワールドカップロシア大会は、決勝トーナメントが30日から始まり、首都モスクワでは世界各地から観戦に訪れている外国人サポーターたちの間で、ワールドカップ仕様にデザインされた地下鉄の車両や、装飾が美しい駅が人気の観光スポットになっています。

モスクワでは、ワールドカップの期間中のみ、特別なデザインを施された地下鉄の車両が走っていて、床にはサッカーのピッチが描かれ、車内のテレビ画面で試合の情報を見ることができ、移動中もワールドカップ気分が味わえると話題になっています。

また、地下鉄の駅は、モザイク画や彫刻、シャンデリアなど、駅ごとに異なる豪華な装飾が特徴です。

サッカーワールドカップの決勝トーナメントが始まる30日、市内の地下鉄の駅にはサッカーのユニフォームを身につけた世界各地からの外国人サポーターが多く訪れ、車両を興味深く眺めたり、駅の装飾を写真に収めたりして、試合の合間の観光を楽しんでいました。

ブラジルの男性サポーターは「すべての駅を見に行ってみたいと思います。こんなにすてきな駅はブラジルにはありません」と話していました。

また、日本対ポーランド戦を現地で観戦したという奈良県の40代の日本人女性は「どの駅もきれいで天井の装飾や柱が芸術的で驚きました。日本の友達に写真を送ったら、テーマパークにいるみたいだと言われました」と話していました。

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