https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180702/k10011504291000.html

天皇陛下は、2日未明から、脳貧血によるめまいと吐き気の症状が見られ、
しばらく安静に過ごされることになり、2日予定されていた高円宮家の三女の
絢子さまの婚約内定の報告は、皇后さまがお一人で受けられました。

宮内庁によりますと、天皇陛下は、2日午前4時頃、気分が急に不快になり
激しい発汗もあったため、侍医の診察を受けられたところ、脳貧血によるめまいと
吐き気の症状が見られ、しばらくの安静と経過観察が必要だと診断されました。

このため、2日に予定されていた高円宮家の三女の絢子さまの婚約内定の報告は、
皇后さまお一人で受け、天皇陛下のお祝いの気持ちを伝えられたということです。

天皇陛下は、発熱などは見られず、お住まいの御所で静かに過ごし、症状も
落ち着いているということですが、2日の公務はすべて取りやめ、3日以降については、
体調を見ながら判断されるということです。


政府高官「ご心配するような状況ではないと聞いている」

菅官房長官は2日午前の記者会見で、「本日午前4時ごろ、天皇陛下には急なご気分不快と
激しいご発汗がおありであったことから、皇后陛下はただちに侍医をお召しになったということだ」
と述べました。

そのうえで菅官房長官は「侍医の拝診をお受けになったところ、脳貧血によるめまいと
吐き気のご症状がおありで、しばらくのご安静と経過観察が必要だという判断だったそうだ。
このため本日のご予定は変更することになったという報告を受けている」と述べました。

また、政府高官は記者団に対し「ご心配するような状況ではないと聞いている」と述べました。


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