https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-00000039-mai-bus_all

養命酒製造は13日、看板商品「養命酒」のボトルの形をしたスマートスピーカー「AI養命酒」を開発したと発表した。
ネット上のキャンペーンの一環として抽選で10人にプレゼントする。特設サイト(https://www.yomeishu.co.jp/ai-yomeishu/)で
9月末まで応募を受け付ける。着想から約3年半をかけた力作で、呼びかけに応じて天気やニュースを答える一般的な
スマートスピーカーと異なり、たいていの呼びかけにやや強引に養命酒の効能をPRしてくる特徴があるという。

同社によると「より生活をサポートしたい」という思いから開発したといい、養命酒700ミリリットルボトルの約1.5倍の大きさで、
ソニー製のスマートスピーカーを内蔵。カバーを外して普通のスマートスピーカーとして活用することもできる。
「オーケー、養命酒。最近、私、夏バテかな?」などと話しかけると、養命酒の効能や成分を詳細に答え、
「おはよう」などのあいさつも「おはようめいしゅ」と「だじゃれ」で返す機転も利かせる。

しかし「きょうの天気は?」「おすすめのレシピを教えて」など一般的なスマートスピーカーが得意とする問いかけには
「外を見れば分かりますよ」「世の中には便利なアプリがたくさんありますよ」とつれない返事をし、「養命酒以外におすすめはある?」
と聞かれると「すいません。思いつくはずがありません」と素直に謝る。どこか人間味ある「不完全さ」が持ち味だ。

会話以外にも「しりとり」や「生薬(しょうやく)占い」などの機能がある。8月上旬に、スマートフォンなどでAI養命酒の機能を
体験できるアプリをグーグルアシスタントで公開予定という。特設サイト内で実際に使用した様子を動画で公開している。

キャンペーンでは「開発途中でできた」という話しかけた言葉を高音でオウム返しする「AI養命酒 初号機」も抽選で
40人にプレゼントする。応募にするには簡単なアンケートへの回答が必要で、1人1通まで。