毎日放送 2018/07/25 12:00
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 今月19日に京都拘置所に収容中の男性2人が熱中症の疑いで救急搬送されたことを受け、京都弁護士会は拘置所内の調査を行いました。

 今月19日、京都拘置所に収容されていた60代と30代の男性が熱中症の疑いで病院に搬送され、1人(60代)が一時意識不明の重体になりました。京都弁護士会は「緊急性のある人権上の問題」だとして、25日に拘置所の調査に入り所内の生活環境や熱中症対策について、職員に説明を求めました。

 「こんなところで過ごせないと思いますよ。人が正常に生活できる環境じゃない」(調査を行った弁護士)

 収容者の部屋には窓や通気口はあるものの冷房は設置されていないということで、弁護士会は収容者の生活環境や健康状態の管理などについて状況を把握し、処遇を改善させたいとしています。