◆甘酒かけあい 疫病退散願う…秩父

秩父市荒川白久の熊野神社で22日、疫病退散などを願う「甘酒祭」が行われ、市内外から集まったふんどし姿の男たち約40人が甘酒をかけあった。
日本やまと武尊たけるのみことが東征の際に山賊を退治したお礼に住民が濁り酒を献上したことに由来し、神社の夏祭りで行われている。

地元の猪鼻地区の住民が、米20キロ分のかゆに麦こうじ10キロを入れて前日から甘酒を仕込んだ。
神事の後、男たちが大だるから甘酒をすくい、勢いよくかけあうと、しぶきが飛び散り、詰めかけた見物客から歓声が上がった。

読売新聞 2018年07月23日
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20180723-OYTNT50252.html