※プレ金企画スレです

 【ソウル=山田健一】SKハイニックスが26日発表した2018年4〜6月期連結決算は、売上高、営業利益がともに四半期ベースで過去最高だった。処理速度に優れ、サーバーなどのデータの一時保存に使われる半導体メモリー「DRAM」価格の高止まりが寄与した。

 SKハイニックスは売上高の8割をDRAMが占める。SKによると、4〜6月のDRAM価格は1〜3月と比べて4%上昇した。

 売上高は前年同期比55%増の10兆3700億ウォン(約1兆160億円)、営業利益は83%増の5兆5700億ウォンだった。同日のアナリスト向け説明会でSKは「米国と中国のIT(情報技術)業界の引き合いが依然旺盛だ」と説明した。

 31日に4〜6月期決算確報値を発表する韓国サムスン電子もDRAMがけん引して半導体部門は大幅増益になったもよう。一方、東芝を含む複数社が競合する「NAND型フラッシュメモリー」は値下がりに転じている。DRAMも11%上昇した17年4〜6月と比べると上昇ピッチは鈍っている。SK側は「下期も値上がりする」と強気だが、業界では「今が天井」との見方もある。

2018/7/26 20:30
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33443730W8A720C1FFE000/