http://www.news24.jp/sp/articles/2018/08/03/07400544.html

高野山「宿坊」で外国人客に“怒りの返信”
2018年8月3日 20:13

寺や神社を参拝する人が宿泊できる施設「宿坊」。高野山(こうやさん)の宿坊を利用した外国人客がネット上にマイナス評価を書き込み、それに対し僧侶が厳しい言葉で返信したことで、波紋が広がっている。その僧侶を取材すると、文化の違いから生まれる課題も見えてきた。

◆外国人利用客と僧侶とのやりとりで波紋

世界遺産に登録されている、和歌山県の高野山。年間140万人が訪れるこの場所では、多くの外国人の姿が目立っている。その目的の1つが、宿坊だ。寺に泊まり精進料理などの体験も出来るとして、外国人観光客に人気がある。

ところが、ある僧侶の利用者への“反論”が波紋を広げている。

外国人利用客:Staff was impersonal(スタッフの対応がそっけなかった)

僧侶:Why do we have to be friendly?????What do you ppl come here for???(なんでフレンドリーに対応しなければならないんだ。何のためにここに来ているんだ)

外国人利用客:出されたベジタリアンフードは、今まで食べたことがある食べ物とは全く違っていた。変な味だった。

僧侶:それは日本の精進料理なんだよ。この物知らずが。

外国人利用客:僧侶の生活について、英語でもっと教えてもらえたら良かったのに。

僧侶:もし僧侶の生き方に興味があるなら、頭を丸めて君も僧侶になるべき。

このやりとりは、海外メディアでも報じられるなど話題に。これについてインターネットでは…

──宿坊って観光じゃないし、いわゆる宿泊施設というのとも違う
──こんな暴言を吐くなんて、僧侶としての修行が足りない
──本当に理解をしようとする方々を受け入れたらいい

◆厳しい言葉の書き込み、なぜ?

僧侶は、なぜここまで厳しい言葉で書き込みをしたのだろうか?

訪れたのは、高野山にある赤松院(せきしょういん)。寺で修行する木村ダニエルさんが、厳しい言葉で書き込みをした本人だ。ダニエルさんは、アメリカ出身で15年前に来日。父親の影響で仏門に入った。

ダニエルさんは、普段から寺にやってくる外国人の対応を担当する。実際に宿坊として使われている部屋を案内してもらうと、部屋からは四季折々の植物に彩られた日本庭園も眺められる。(1泊2食付:1万2960円・税込〜)

さらに、目立つのは多くの英語表記。宿坊のルールなどを説明するためだというが、それでもマナーの悪さが目立つという。

木村ダニエル僧侶(30)「ここはホテルではなくて信仰の場所ですので、修行のつもりで来ていただきたいです」

つい感情的に書き込みをしてしまったというダニエルさん。

木村ダニエル僧侶(30)「反省しておりますし、坊さんとして感情を思いっきり表に出しては格好悪いので、広い心で」

◆都内の神社では…工夫と難しさ

ほかの施設ではどうなのだろうか。

強運と厄よけの神様としてあがめられている、東京・中央区の小網神社(こあみじんじゃ)を訪ねた。1日40〜50人ほどの外国人観光客が訪れるという。

服部匡記宮司「お守りだとかお札だとか、そういったものに対して、御利益をなかなか英語で、説明ご理解いただくのが難しいこともある」

小網神社では、御利益の説明などを英語に訳して表記している。さらに、参拝方法を示した英語ファイルも用意しているという。

服部匡記宮司「私どもで、こういったファイルを手元に用意させていただいて。それぞれのお参りの仕方ですね」

こうした努力もあって、外国人観光客と大きなトラブルはないという。しかし、神社や寺院では日本独特の文化もあり、外国人とのコミュニケーションには苦労しているようだ。

◆訪日外国人が増加、まだまだ課題も
(リンク先に続きあり)

★1のたった時間
2018/08/03(金) 20:39:05.52

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