家具のコモディティー化と言うか、昔なら家具は高いもので一生もので、嫁入り道具には
必ず高額な家具を買って持て行くなどが有ったけど、ニトリ、イケヤなどでそこそこの
値段でそこそこの耐久性もありデザインもチープではないものが大幅に増えた以上は
大塚家具の様な高級路線は淘汰されるのは自然な成り行きだろうとは思うよ。

でも、会員メンバーもある一定以上の人数もいることは、ある程度の需要はある。
要するにこうした需要にしては規模が大きすぎてコストがかかりすぎたと言うことだと
思うよ。

そうしたものを切り落として一定量の需要にだけ対応したのが親父の匠ではないかと
思う、要するに必要な部分だけを匠に移植して存続を図ったのだと思うよ。
水ぶくれの既存店は娘と一緒に合法的に沈んでもらったと言う訳だと思う。
彼らも多くの株式を持っていたので、100億円余りの多額な内部留保は赤字でも
殆どは配当で配っているので多くの金は手にしているはずだと思うよ。

身売りしようとしている店は、最早もぬけの殻で、でも、赤字ではないので
本来なら立て直しはきくはずだけど、ビジネスモデルが見つからない、
異業種の目からモデルが見つかるかどうかだよね。

解散するにしても、内部留保が100億円もあれば従業員たちは割増の
退職金をもらって再起の準備もできるのだろうけどすっからかんだから
どうなるのだろうね。3年前までは100億以上も現預金が有ったのだけどね。