大阪の富田林警察署で、強盗傷害などの疑いで逮捕・起訴されていた男が接見室から逃走した事件で、男は警察署を出たあと自転車に乗って逃げた疑いがあることがわかり、警察は防犯カメラを解析するなどして行方を捜査しています。

強盗傷害や窃盗などの罪で起訴され、性的暴行をしようとした疑いで再逮捕されていた樋田淳也容疑者(30)は、今月12日の夜、留置場の接見室で弁護士と会ったあと、面会者との間に設置されているアクリル板を蹴って破り逃走しました。

逃走から2日がたちましたが行方はわかっておらず、警察は樋田容疑者の写真や特徴を載せた手配書を住民に配って注意を呼びかけています。

これまでの調べで樋田容疑者は護送の際に使われる署の裏口から外に出て、塀を乗り越えたとみられていますが、その後の調べで、似ている男が自転車に乗っている様子が周辺の防犯カメラに写っていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

警察は、署を出たあと自転車を盗むなどして逃げた疑いがあるとみて、映像を解析し本人かどうか特定を進めるとともに、引き続き3000人の態勢で行方を捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180815/k10011577031000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011
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