トランプ米大統領は、北朝鮮に対する働きぶりを安倍晋三首相に感謝されたと発表した。安倍首相はまた、日本国内の人びとが安全を感じていると述べたという。
トランプ氏が米テレビ局「フォックスニュース」のインタビューで明かした。両首脳は22日、電話会談を行った。

「私は今朝、日本の安倍首相と話した。彼は『あなたが北朝鮮に対して行っているあの素晴らしい仕事に感謝したい』と会話をはじめた。
彼は、日本の方向に長らくミサイルが飛んでいないと言った。彼は、日本の人びとが安全を感じていると述べた。」

トランプ氏はまた、多くの米メディアが氏の「偉大なる成功」に批判的だと愚痴をこぼした。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長やプーチン大統領との首脳会談に言及したもの。
「私は、ロシアと見解の一致点を見出したい。すべての人と見解の一致点を見つけたい。彼ら(メディア)は、私が北朝鮮に非常に強硬だったと述べていた。
だがプーチンに関して彼らは、私が余りに穏健だったと述べた。」
トランプ氏は、露米首脳会談がシリアやウクライナに関する点でも「偉大な成功」だったと強調。「クリミア半島がオバマ大統領時代に与えられた」ことを「誰も言及したがらない」と主張した。
先の報道によると、トランプ氏と安倍氏は電話会談で、北朝鮮に対する制裁を支持していくことで合意し、9月にニューヨークで開かれる国連総会の場で会談することを確認した。

2018年08月23日 23:36  スプートニク日本
https://jp.sputniknews.com/politics/201808235257794/