築100年を超える京都大の学生寮「吉田寮」(京都市左京区)の老朽化対策を巡り、京大と入居する学生が対立している。大学側は「地震で倒壊の危険性がある」として、9月末までに退去するよう通告。学生側は「歴史的な価値のある建物が壊されかねない」と反発し、一部は退去に応じない構えをみせている。

 ◆築100年超

 「具体案を示してほしい」

 「今出せば混乱する」

 7月13日、京大吉田キャンパスで開かれた学生の代表者と大学幹部による話し合いで、両者の主張は平行線をたどった。学生側は改修か一部を建て替える案を提案。大学は回答しなかったが、「学生との合意がなくても、やるべきことはやる」と強調したという。

 吉田寮は京都帝国大時代の1913年(大正2年)に建てられ、60年代には学生運動の拠点に。木造2階建て(約3000平方メートル)で、120室の和室はいずれも相部屋だ。2015年に建てられた西側の新棟も含め、約200人が入居する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00050083-yom-soci
吉田寮公式サイト
https://sites.google.com/site/yoshidadormitory/
>寄宿料の納入に関連して、川添理事および厚生課が寮生を脅迫してきています-
特設サイト「吉田寮を守りたい」
https://yoshidaryozaiki.wixsite.com/yoshidaryozaiki2017