https://jp.reuters.com/article/softbank-new-service-idJPKCN1LE073

テクノロジー
2018年8月29日 / 05:32 / 8時間前更新
ソフトバンク副社長「最大3割安に」、官房長官発言意識か
[東京 29日 ロイター] - ソフトバンクは29日、主要な動画サービスやSNS(交流サイト)を使っても契約したデータ容量にカウントされない新サービスを始めると発表した。毎月50ギガバイトまで利用できる料金プランに適用する。

導入するのは「ウルトラギガモンスター+(プラス)」。9月6日に申し込み受け付けを始める。「ユーチューブ」や「AbemaTV」といった動画サービスや「LINE」や「Facebook」といったSNSなど8つのサービスが定額で使い放題となる。

料金は家族4人以上で使用するなど各種割引を適用すると月3480円から。従来は月6000円からだった。各種割引がない1人契約の場合は月7480円となる。

新プランはスマートフォン代金の割引サービス「月月割」との併用はできない代わりに、通信料を引き下げた。

会見した榛葉淳副社長はスマホ代を含めた支払い総額について「端末価格にもよるが、基本的には従来と同等か、もしくはそれよりお得になっている」と説明。通信料については「従来より25%から30%超くらい割引されている」と語った。

携帯電話通信料を巡っては菅義偉官房長官が「今より4割程度下げる余地がある」と発言したことで、業界全体が対応に追われている。榛葉副社長があえて割引率に言及したのは、官房長官発言を意識したものと言えそうだ。

ただ、榛葉副社長は、価格だけでなく、質も考える必要があるとして「トータルで議論していくことが大切ではないか」とも付け加えた。
(リンク先に続きあり)