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日中平和友好条約締結40年 日中の大学生1000人が交流 北京
2018年8月29日 21時59分

日中平和友好条約の締結からことしで40年になるのに合わせ、29日、北京で日中の大学生1000人余りが参加する催しが開かれ、学生たちが互いに伝統芸能などを披露して、交流を深めました。
この催しは、ことしが日中平和友好条約の締結から40年になるのに合わせ、両国の若者の親交を深めようと、中国政府が日本の大学生およそ500人を招き、開きました。

北京大学で開かれた催しには、林文部科学大臣や中国の教育相が出席したほか、日中の大学生1000人余りが参加し、日本の学生が沖縄の伝統芸能を披露したり、中国の学生が伝統劇を演じたりしました。

このあと中国の学生代表の張怡軒さんがあいさつし、「中日関係の未来は若者にかかっています。若者どうしの交流を通じて互いに成長し合い、友好関係の新たなページを開いていきましょう」と呼びかけました。

続いて日本の学生を代表して中島空太さんが「日中は近い関係であるからこそ、何度もけんかをしますが、お互いを信頼しているからこそ、決裂することはなくつきあっていけるのだと思います」と述べました。

会場では中国の学生がトランプのカードを日中友好の歩みを伝える写真にすり替えるマジックを披露すると、大きな拍手が沸き起こり、双方の学生が記念写真を撮って交流を深めていました。

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