https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180831/0017683.html

外国人増で都水道局5か国語対応
08月31日 07時02分
東京都水道局は引っ越しの際の手続きや水漏れの通報などを電話で受け付ける業務について、対応可能な外国語を8月下旬から5か国語に拡大し、増加の続く外国人への対応を強化しています。

東京都水道局は、引っ越しに伴う手続きや水漏れの通報などを電話で受け付ける「お客さまセンター」を設けていますが、対応する言語はこれまで日本語と英語だけでした。
都内に住む外国人の増加が続き、言語も多様になっていることから都水道局は8月28日から対応可能な外国語を英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語の5か国語に拡大しました。
外国語の対応は、通訳を請け負う民間企業を使い、利用者とお客さまセンターの担当者、それに通訳の3者が同時に通話して行うということです。
都によりますと、7月1日時点で都内に住む外国人は53万人余りと、この10年間におよそ13万人増えたということです。
東京都水道局サービス推進部の河西君秋専門課長は、「水道はすべての都民の命に直結する重要な事業なので、外国人にもきめ細かく対応し、サービス向上に努めたい」と話していました。