戦国武将の上杉謙信が愛用したとされ、岡山県瀬戸内市が購入を目指している国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」の特別観覧が30日、岡山市北区の県立博物館であり、刀匠らがじっくりと見入った。

 山鳥毛は刃長約80センチ。
県内に住む個人が所有しているが、1997年から県立博物館に預けられ、通常は公開していない。
市によると、所有者から5億円での売却を打診され、交渉を進めている。
市は、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディング型のふるさと納税で資金を調達する方針。
その返礼品として山鳥毛を再現した刀を贈る予定で、制作を担当する地元の刀匠に実物を見てもらうため特別観覧が実現した。

特別観覧が実現された国宝の備前刀「山鳥毛」を手にする刀匠=岡山市北区後楽園で2018年8月30日午前10時29分、高橋祐貴撮影
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8月31日 10時07分