朝鮮兵の扱いについて(実話)


「一、いつ、いかなる時でも唐辛子粉を食事に際し好きなだけ使わすこと。」

「一、クソとミソの区別を徹底的に教えること。」

「一、絶対に頭、体を叩いてはいけない。怨みを持って復讐する気質があり脱走の原因となる。」

「一、つけあがりやすく、都合の悪い事は他人のせいにする気質の為、絶対に甘やかしたり言い訳をする機会を与えないこと。」

「一、清潔な食事運搬用バケツと雑巾バケツの区別をよく教えること。」

「一、危険な状況下では銃を投げ捨てて哀号! と泣き出す習癖があるから日本兵二名で一名の朝鮮兵を入れて行動せよ」

出展:古野直也 著『朝鮮軍司令部 1904‐1945』国書刊行会