2018年9月3日 11時26分
 東京都は、都心と臨海部をつなぐBRT(バス高速輸送システム)について、2022年度をめどに本格運行を開始するとした事業計画を発表した。20年東京五輪・パラリンピックの選手村(中央区晴海)がマンションに転用されることを想定し、交通需要の増加に対応する。

BRTは当初、20年度の本格運行を予定していた。しかし、築地市場跡地を通り、都心と臨海部を結ぶ環状2号線(環2)の整備が築地市場の移転延期で遅れ、運行開始もずれ込む。

 環2の築地市場跡地の地下トンネル(片側2車線)が22年度に完成することが決まったことで、本格運行の日程が固まった。

 都はBRTの名称も募集している。募集の問い合わせは都交通企画課
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180831-OYT1T50078.html