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富山湾の秋の味覚・ベニズワイガニの今シーズンの初競りが3日、射水市八幡町の新湊漁港で行われ、色鮮やかなカニが漁港を紅に染めた。

 ベニズワイガニ漁は毎年1日午前0時に解禁される。ことしは新湊漁協所属のカニかご漁船5隻が沖合にカニかごを設置し、3日朝から5隻がカニかごを引き上げた。高波の影響で水揚げが減った昨年の初競りに比べ2倍超の約4200匹が競り場に並んだ。

 競りは午後1時にスタート。競り人の掛け声に合わせ、仲買人がサイズごとに並べられたカニを品定めし、お目当てのカニを次々と競り落としていた。漁は11月末から来年1月ごろに最盛期を迎える。

 同漁協によると、水揚げが多かったため浜値は昨年より2割安となった。当面は地元の料理店や飲食店、すし店、スーパーなどに出回る。

2018年09月03日 15:51
北日本新聞
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