https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180904/k10011607041000.html

台風21号の北上を受けて、安倍総理大臣は災害対応に万全を期すため、4日に予定していた福岡市の博多港の視察などを取りやめました。

自民党の総裁選挙を前に、安倍総理大臣は4日午後、福岡市を訪れ、多くの外国人旅行者が利用する大型クルーズ船が
寄港する博多港などを視察したあと、自民党の会合などに出席することを予定していました。

これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「本日、安倍総理大臣は在京し、危機管理に万全を期すことにしている」
と述べ、台風21号への災害対応に万全を期すため、4日に予定していた福岡市などの視察を取りやめたことを明らかにしました。

そのうえで、菅官房長官は「現時点で被害の報告は受けていないが、総理大臣官邸に設置している情報連絡室で引き続き情報収集に
あたるともに、関係省庁が連携し、対策に万全を期していきたい。国民の皆さんには最新の気象情報や自治体からの情報に注意のうえ、
早めの避難を心がけてほしい」と述べました。