台風21号による強風で流され関西国際空港の連絡橋に衝突したタンカーが、海上保安庁が推奨する荒天時の避難海域から外れたエリアに停泊していたことが6日、分かった。同庁は関空島に座礁するのを防止するため、船舶に荒天時は原則3マイル(約5.5キロ)以遠での停泊を求めていたが、タンカーは関空の桟橋から東に約1.3マイル(約2.4キロ)と半分以下の距離に停泊していた。

 運航会社は「船長が海底の地質や風向きを…

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2018/9/6 9:10日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3504341006092018AM1000/