浜松市の女性看護師が連れ去られ、藤枝市の山中で遺体となって見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された男が指示役の男から「殺害をほのめかされていた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
殺人の疑いで9月7日朝、送検されたのは名古屋市の無職の容疑者(43)と住所不定・無職の容疑者(28)です。

2人は、2018年5月27日頃、事件後に自殺した別の容疑者と共謀し、看護師の内山茉由子さん(当時29)を車ごと連れ去り、殺害した疑いが持たれています。
住所不定・無職の容疑者は内山さんが殺害される前に車から降りたとみられていますが、捜査関係者によりますと「殺害をほのめかされていた。怖くなって降りた」という趣旨の供述をしているということです。

2人は、インターネット掲示板の「サクッと稼ぎましょう」という、自殺した容疑者の書き込みをきっかけに知り合いました。
SNSでやり取りをした上でJR浜松駅に集まり、事件直前には市内のカラオケ店で打ち合わせをしていました。
警察は自殺した容疑者から殺害の計画を事前に聞いた上で連れ去りに及んだとみて、逮捕された2人を追及しています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00010002-sbsv-l22