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地味な存在のはずが……解任か否か注目、米司法副長官の1年
2018/09/26 1時間前

2016年米大統領選のロシア介入疑惑をめぐり、ロシアとトランプ陣営の結託疑惑などについて捜査指揮するロッド・ローゼンスタイン司法副長官の去就が取りざたされている。

昨年5月にドナルド・トランプ大統領がジェイムズ・コーミー連邦捜査局(FBI)長官を電撃解任したのを機に、ローゼンスタイン副長官はその翌月にはロシア疑惑捜査の指揮官にロバート・ムラー元FBI長官を任命した。

それ以来、ムラー特別検察官の捜査を「魔女狩り」と呼ぶトランプ氏が、ローゼンスタイン氏を解任するのかが注目されてきた。

21日付のニューヨーク・タイムズはローゼンスタイン氏について、コーミー長官が解任された後、憲法修正第25条を使って大統領を解任する可能性を司法省やFBI関係者と話し、閣僚の協力を仰ぐ可能性に言及したと伝えた。さらに同紙は、ローゼンスタイン氏がホワイトハウスの混乱状態を暴露するためトランプ氏との会話をひそかに録音してはどうかと、発言したとも書いた。

この報道を受けて辞任あるいは解任観測が高まるなか、ローゼンスタイン氏は24日にトランプ氏と電話で会談。27日にあらためてホワイトハウスで大統領と面談する予定となっている。