新東名高速で3台事故 重体の母娘2人が死亡
2018年10月10日 1時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181010/k10011665371000.html

9日、静岡県富士市の新東名高速道路で大型トラックや乗用車など合わせて3台が絡む事故があり、乗用車に乗っていた女性2人が意識不明の重体となっていましたが、その後、死亡しました。警察は大型トラックを運転していた男を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、事故の詳しい状況を調べています。

9日午後3時前、静岡県富士市南松野の新東名高速道路の上り線で、大型トラックが前を走っていた乗用車に追突し、その弾みで、乗用車が前の大型トレーラーに衝突しました。

この事故で、乗用車を運転していた静岡県富士宮市の会社員、望月優さん(35)と母親で助手席に乗っていた正代さん(59)が胸を強く打つなどして意識不明の重体となっていましたが、その後、死亡しました。

警察は大型トラックを運転していた滋賀県高島市のトラック運転手、大原聖司容疑者(43)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

現場は片側2車線の緩やかな左曲がりの道路で、事故当時は、道路工事のため1車線に規制され、渋滞していたということです。

大原容疑者は「前をよく見ていなかった」などと、供述しているということで警察で事故の詳しい状況を調べています。