Intel、18コアで最大4.5GHzの「Core i9-9980XE」
〜28コア/56スレッドの「Xeon W-3175X」も投入
佐藤 岳大
2018年10月9日 02:29

 米Intelは8日(米国時間)、「Core i9-9980XE」など第9世代Core Xプロセッサ7製品を発表した。11月より順次発売を予定する。

 新Core Xシリーズでは、8〜18コアのプロセッサをラインナップ。最大24.75MBのスマートキャッシュ、最大68のPCIeレーンにより、クリエイターが編集やレンダリング、動画変換などを高速に実行できるとしている。

 同製品は、Intelのメッシュアーキテクチャにもとづき設計され、AVX-512命令に対応するほか、「Turbo Boost Max Technology 3.0」を利用すれば、シングルコアを最大4.5GHzで動作させることが可能で、これによってマルチスレッド処理に対応しないワークロードでも、高速処理の実現を謳う。

 製品の仕様は以下のとおりで、11月の発売を予定する。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1146760.html


製品 ベースクロック Turbo Boost Technology 2.0時クロック Turbo Boost Max Technology 3.0時クロック コア数/スレッド数 Intel Smart Cache PCIeレーン数 オーバークロック対応 TDP 対応メモリ Intel Optaneメモリ対応 希望小売価格(1,000個単位)
Core i9-9980XE 3GHz 4.4GHz 4.5GHz 18/36 24.75MB 最大68レーン ○ 165W 4チャネルDDR4-2666 ○ 1,979ドル
Core i9-9960X 3.1GHz 4.4GHz 4.5GHz 16/32 22MB 最大68レーン ○ 165W 4チャネルDDR4-2666 ○ 1,684ドル