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【宇宙】「はやぶさ2」の小型機「MASCOT」がリュウグウに着地成功
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0001アルカリ性寝屋川市民 ★
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2018/10/10(水) 21:44:23.87ID:CAP_USER9
小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたドイツ・フランスの着陸機「MASCOT」が小惑星リュウグウへの着地に成功し、約17時間にわたって表面での科学観測を行った。

「MASCOT(Mobile Asteroid Surface Scout)」はドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)によって開発された小型の着陸機で、機体のサイズは 27×29×19cm、重量は9.8kgと、9月21日にリュウグウに着陸した「MINERVA-II1」よりやや大きい。

微小重力天体に着陸して移動探査する技術の実証を主な目的としている「MINERVA-II1」とは異なり、「MASCOT」は科学観測を主目的とした着陸機だ。「はやぶさ2」プロジェクトMASCOT担当の岡田達明さんは、「「はやぶさ2」でサンプルを採取する際には弾丸でリュウグウ表面を砕いて採取し、地球に帰還するカプセルも強い振動を受けるため、採ったサンプルはどうしてもリュウグウ表面そのままの状態ではなくなります。「MASCOT」の最大の意義は、リュウグウの表面をそのままの状態で観測できることです」と述べている。

http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2018/10/14044_mascot.jpg

「MASCOT」には広角カメラ「MASCAM」、分光顕微鏡「MicrOmega」、熱放射計、磁力計が搭載されている。電源は太陽電池ではなくリチウム一次電池で、約16時間の動作を想定している。リチウム電池を採用することで夜でも観測を行えるのが特徴だ。また、重りのついたスイングアームを機体内部に持っていて、これを回転させることで姿勢を変えたりホップしたりすることができる。

「はやぶさ2」は10月2日11時50分(日本時間、以下同)に高度20kmのホームポジションから降下を開始し、10月3日10時57分20秒に高度51mで「MASCOT」を正常に分離した。分離後は高度3kmの位置でホバリングをしながら「MASCOT」との通信を行った。「MASCOT」が降下中に撮影した画像が公開されている。

http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2018/10/14045_ryugu.jpg

また、「はやぶさ2」の広角カメラ(ONC-W1、ONC-W2)でも落下する「MASCOT」の姿をとらえることに成功している。

http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2018/10/14046_mascot-ryugu.jpg
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2018/10/14047_mascot-hayabusa2.jpg

「MASCOT」に搭載されている磁力計「MASMAG」は分離前に電源が投入され、太陽風による弱い磁場と「はやぶさ2」の機体に由来する強い干渉磁場を検出した。「MASCOT」が分離されると干渉磁場が急激に小さくなる様子も確認されている。

分離された「MASCOT」は約20分後にリュウグウの表面に着地し、何度かバウンドして表面で静止したとみられる。「MASCOT」は機体の底面に分光顕微鏡があるため、顕微鏡でリュウグウ表面を調べるためには底面が下向きの姿勢になる必要がある。静止後の「MASCOT」はこの姿勢ではなかったため、一度自律制御で姿勢を変える動作が行われた。しかしそれでも底面が下向きにならなかったため、地上からのコマンド送信でもう一度姿勢を変え、観測可能な姿勢になった。

「MASCOT」は着陸当日にリュウグウの1昼夜にわたって観測を行った後、スイングアームを少しだけ動かしてわずかに移動し、同じ場所のステレオ画像を撮影することにも成功した。

リュウグウでの2日目にはホッピングを行って数メートル離れた場所に移動した。リュウグウの自転周期は7.6時間なので、「MASCOT」の電池はおよそ2昼夜分の持続時間があるが、2昼夜を過ぎた時点でまだ残量があったため、リュウグウでの3日目の昼にはさらに大きくホップして移動した。

結果として、「MASCOT」はリュウグウ上で昼を3回、夜を2回過ごし、3回目の夜を迎えて「はやぶさ2」との通信ができない領域に入った10月4日04時04分に運用を終了した。「MASCOT」で得られた画像や観測データは「はやぶさ2」のデータレコーダーに記録されており、これから数日かけて地上で受信され、数か月にわたって分析が行われる見込みだ。

「「MASCOT」で得られた貴重なデータの評価がまさに始まったところです。この観測データを通じて、私たちは太陽系の過去について多くのことを知り、リュウグウのような地球接近小惑星の重要性を理解するでしょう。「はやぶさ2」は「MASCOT」の成功にとってきわめて重要な役割を果たしました。「はやぶさ2」の綿密な計画と精密な制御のおかげで、「MASCOT」との通信も最適な状況で行えました」(DLR「MASCOT」プロジェクトマネージャー Tra-Mi Hoさん)。



AstroArts 2018/10/09
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10213_mascot
0084名無しさん@1周年
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2018/10/13(土) 10:21:16.81ID:8Ddq8BIN0
>>83
その月のマリウス丘の縦穴近所にピンポイトで着陸しようとしてるのがSLIM計画
>>57参照
0085名無しさん@1周年
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2018/10/13(土) 10:24:24.18ID:Ab902trN0
>>48
ギブアンドテイクってやつですな
良いことですな
こういう協力がないと
今の時代独力で何でもやれるわけじゃない
0086名無しさん@1周年
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2018/10/13(土) 10:25:58.62ID:Ab902trN0
>>73
昨日のてれ赤の報ステとか
JRの教育がおかしいとか労組の代弁をトップニュースで長々とやってたなw
こういう快挙はほとんど報道されないww
0087名無しさん@1周年
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2018/10/13(土) 10:26:02.52ID:Iqc1/TRk0
ぬゎにぃ?また新兵器か?もうほとんどアニメの世界じゃねーか!
0090名無しさん@1周年
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2018/10/14(日) 08:34:12.59ID:lUbAq+p10
>>1
日本の月探査は1990年に初の探査機「ひてん」を打ち上げ、子機の「はごろも」が月の周りを回る軌道に入った。2007年には周回機「かぐや」を打ち上げ、地形などを詳しく調査した

旧ソ連が先行し、1966年に無人機のルナ9号で初の軟着陸に成功 米国は4カ月後に軟着陸して追い付き、69年にアポロ11号で人類初の月面着陸に成功した。2013年には中国が嫦娥(じょうが)3号を着陸させた

米国が目指す2030年代の火星有人飛行を行う
日本は1日早く月への無人着陸を行うべき予算をつけないとヤバい
月は地球に最も近い天体で、将来、人類が火星や小惑星などに活動を広げるために利用される
0092名無しさん@1周年
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2018/10/14(日) 11:01:40.05ID:opsizC4x0
>>90
月が単なるでかい岩か、宇宙探査のための有用な基地かはSLIMの探査で決まる(かもしれないw)。
アポロは地質学者まで月に下ろして資源調査をして、これを無価値と断定し、ソ連のルナ計画も同じ判断をした。
そのため長らく月は探査の対象から外れる。
(ただの岩石なら重力がない小惑星の方が魅力的)

一変させたのはかぐやの調査結果。
>>57で示したマリウス丘の縦穴が溶岩洞では無いかと話題になり、地形やレーダー探査により、全長50キロ、広い所ではマンハッタンが入るサイズの地下空洞の存在が確認された。(JAXAと NASA)
http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/images/20171019-3.jpg
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hentekomura/20180804/20180804134853.jpg
0093名無しさん@1周年
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2018/10/14(日) 11:05:58.00ID:opsizC4x0
>>90
今後の調査で期待されるのは氷の発見。
これだけの地下空間であれば氷が守られている可能性がある。
仮に発見されると、飲料水はもちろん、それを利用した植物の栽培、ソーラー電気分解による酸素と水素作成、すなわち呼吸だけじゃなくロケット燃料の生産ができる事を意味する。
0095名無しさん@1周年
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2018/10/14(日) 11:17:49.64ID:opsizC4x0
>>90
溶岩洞は地球にも多々ある。
https://cache-graphicslib.viator.com/graphicslib/page-images/360x240/134513_Big-Island-of-Hawaii_KulaKaiCavernsandLavaTubes_1161.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/8/988eb72b.jpg
陥没すると>>57に似た縦穴になる。
https://pds.exblog.jp/pds/1/201110/22/99/b0013099_19454895.jpg
http://ruin-explorer.com/motos1/motos006.jpg
溶岩が流れてる時に縦穴ができると陥没岩石が流されて縦穴の下に何もなくなる。この点から>>57が溶岩洞では無いかと騒がれて調査が始まった。

ここまで
0097名無しさん@1周年
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2018/10/14(日) 11:47:15.28ID:opsizC4x0
>>96
地球だと観光資源と水脈(になってるものもある)、貴重種の隠れ場所。
月で氷があれば安全な基地候補。
氷が大量にあるなら、月でロケット燃料を生産し、軌道に打ち上げる事が可能になる。

月は重力が地球の1/6であるため、地球から打ち上げるより安価に上げられる。
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