世界最速の時速360キロ運転をめざす新幹線試験車両「ALFA―X(アルファエックス)」の開発状況を、JR東日本が発表した。10両編成のうち7両の外形ができあがり、来年5月には完成予定という。

 騒音問題を解決するため、鼻の長さを変えた2種類の先頭車を製作。現行の主力車両「E5系」の15メートルより長く、一方(1号車)は16メートル、もう一方(10号車)は22メートルだ。色はメタリックを基調とし、グリーンの帯をあしらっている。

 実験走行は東北新幹線で行う予定。通常ブレーキに加えて空気抵抗を利用する空力ブレーキの実用化や、将来の自動運転化に必要な車両制御技術の開発をめざすという。(細沢礼輝)

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2018年10月11日17時11分
朝日新聞デジタル
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