10/12(金) 21:24配信
Web東奥

 青森県教委は12日、2015年5月〜17年9月の間、当時18歳未満だった知り合いの少女にみだらな行為を繰り返したとして、八戸市立中学校の男性教諭(42)を12日付で懲戒免職にしたと発表した。

 県教委によると、男性教諭は自家用車や、八戸市、階上町のホテルで複数回にわたってみだらな行為をした。男性教諭と少女が知り合った経緯などについては明らかにしていない。県教委の聞き取りに対し、男性教諭は「相談に応じているうちに恋愛感情が芽生えた」とし、金銭のやりとりはなかったと話している。

 7月下旬、少女の保護者が勤務先の中学校に連絡して発覚。県教委は男性教諭が刑事処分を受けたか把握していないとする一方、県教育庁で開いた記者会見で赤尾芳伸教職員課長は「(県青少年健全育成条例に抵触する)構成要件を充足していると思っており、それに相当する形で処分した」と強調した。

 八戸市教委の伊藤博章教育長は「児童生徒ならびに保護者の皆さま、関係各位に大変ご迷惑をおかけしたことに対し、心からおわび申し上げます」とのコメントを出した。

 また県教委は、八戸市内の飲食店内で自らの下半身を露出する公然わいせつ行為をした県立特別支援学校の男性教諭(51)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月25日付。

 男性教諭は17年11月26日午前4時半ごろ、同席していた知人女性の1人に向かって、ズボンのファスナーを下ろし、下半身を露出した。「場を盛り上げようとした」などと説明している。

 男性教諭は25日午後6時ごろから複数の飲食店で飲酒しており、この店が5店目だった。その後、第三者から学校に電話があったのを受け、学校長や警察に報告した。8月に不起訴処分となっている。

 わいせつ行為が相次いだことから、県教委は12日、市町村教委と県立学校に対し、服務規律の確保の徹底を求める通知を出した。

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