新品種はいちごさん 売り出しへ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20181016/5080001757.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

佐賀県とJAが共同で開発したイチゴの新しい品種の発表会が16日、佐賀市内で行われ、
いちごさんという名称で売り出されることになりました。

この新しい品種のイチゴは、佐賀県が、福岡のあまおうなどにも対抗できるイチゴを目指して
JAと共同で平成22年から開発を進めていました。
今の佐賀県の主力品種さがほのかよりも赤みが強く食感もジューシーで
収穫できる量も多いことなどが特長です。

16日は、佐賀市でこのイチゴの発表会が開かれ、これまで佐賀i9号という仮の名前で呼んできた
イチゴの名前がいちごさんと決まったと発表されました。
発表会には名前を考えたコピーライターの渡辺潤平さんも出席し、名付けた理由について
「子どもからお年寄りまでみんなに愛される、全国のイチゴのブランドの中心になるような、
大きくてかわいらしい見え方にこだわった」と説明しました。

また、ロゴを考えたアートディレクターの永井一史さんは
「りんとした、かわいらしい女性をイメージしながら、愛らしさやチャーミングさを表現しました」
と説明しました。

県によりますと、いちごさんのことしの作付面積はおよそ18ヘクタールで、
現在、166戸の農家が栽培に取り組んでいるということです。

ことし11月から収穫が始まり、12月上旬には東京の大田市場で初競りにかけられる予定だということです。

10/16 11:51