ロンドン中心部にある主要駅のパディントン駅を発着する鉄道路線で17日、電気系統の障害により運休や遅れが相次ぎ、多くの乗客が足止めを強いられるなど混乱した。英PA通信によると、日立製作所の高速鉄道車両が16日夜にロンドン郊外で試験運転をした際、架線に甚大な損傷を与えたのが原因という。

 日立の報道担当者は「原因を特定するため徹底的な調査をする」と話している。

 パディントン駅は1日10万人近くの乗降客が利用するロンドン有数の主要駅。今回のトラブルでヒースロー空港との間をつなぐ路線などが影響を受けた。(共同)

2018.10.18 09:08
産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/181018/wor1810180012-n1.html