毎日新聞 2018年10月18日09時15分(最終更新 10月18日09時15分)

NTTドコモ北海道支社は17日、札幌市近郊にあるドコモショップで14日に入り口のガラスなどが壊され、
店内にあった最新型のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)XS(テンエス)」25台(約300万円相当)が盗まれたと発表した。
他の3店でも15、16日にガラスなどが割られる被害があった。
道警は窃盗事件として捜査すると共に、携帯電話の買い取り業者に注意喚起をしている。

同支社によると14日に被害に遭った店舗は入り口のガラスが割られたうえ、バックヤードの鍵や保管棚をバールのようなものでこじ開けられ、スマートフォンを持ち去られていた。
警備会社の通報から数分後に警察官が駆けつけたが、犯人は立ち去った後だった。顧客情報の盗難や流出はないという。
さらに札幌近郊のドコモショップでは15日に1店舗、16日には2店舗でガラスが壊されたが、盗難被害はなかった。被害店名は明らかにしていない。

NTTドコモは9月21日にiPhoneXSを発売したばかりだった。
同支社は「商品の施錠保管を徹底するなど、一連の防犯対策や警備を強化して盗難防止に努める」としている。【源馬のぞみ】

https://mainichi.jp/articles/20181018/k00/00e/040/178000c