怨霊となるのは変死(暗殺・自殺)した高貴な人物である

「徳」は最高の人格者を示し、中国では王者の必須条件とされた
だから日本では「本当はそうでなかった王者」に
「徳」の字を贈ることが鎮魂になると考えられたのである

聖徳太子を始め、
孝徳、称徳、文徳、崇徳、安徳、
「徳」の字が諡号につく天皇は不幸で御無念な生涯だったから
怨霊化しないように「徳」の字を贈り褒め上げ慰めたのである