自宅用太陽光電力の蓄電池普及か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20181027/1000020567.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

家庭用の太陽光発電の電力の買い取りが来年秋から順次、終了するのを前に、
余った電力をためて自宅で消費したいというニーズが高まるとみて、
企業の間で蓄電池のビジネスを強化する動きが相次いでいます。

国の制度に基づく家庭用の太陽光発電の電力の買い取りは、来年11月以降、
順次、終了することになっていて、余った電力は今よりも安く、場合によっては
0円で電力会社が引き取ることになっています。

こうした中、大手商社の「伊藤忠商事」は、余った電力を自宅で消費するため
蓄電池のニーズが高まるとみて、イギリスのベンチャー企業と組んで、
AI=人工知能を活用した蓄電システムを来月から売り出します。
AIで天気予報や家庭の電力消費の傾向などを分析することで、
電力を効率よくためられるということです。
石井敬太常務執行役員は
「蓄電池の需要は災害への備えとしても高まっていて、普及が期待できる」
と話していました。

このほか、大手電子部品メーカーの「京セラ」も、マンションに設置できる
小型の蓄電池の販売に乗り出しています。

蓄電池は、価格が普及のネックになっていますが、買い取りの対象から外れる世帯は
来年だけで50万戸に上るとされるだけに、市場拡大を期待する企業の間で
ビジネスを強化する動きが相次いでいます。

10/27 15:31