MBC南日本放送
11/7(水) 16:19配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00033012-mbcnewsv-l46

鹿児島市で6日夜、走行していた路線バスの中で高温の水蒸気が吹き出し、乗客の男性1人がけがをしました。警察が原因など調べています。

鹿児島西警察署によりますと、6日午後7時半ごろ、鹿児島市広木2丁目の県道35号を走っていた鹿児島交通の路線バスで、中央部付近の1人掛けの座席の下から高温の水蒸気が吹き出し、この席に座っていた鹿児島市に住む46歳の会社員の男性の足にかかりました。男性は右足にやけどをしましたが、命に別状はないということです。
当時、バスにはやけどをした男性も含め、乗客12人と53歳の男性運転手がいましたが、ほかにけが人はいなかったということです。

鹿児島交通によりますと、やけどをした男性の席の下にはおよそ70度の熱湯が流れるバスの暖房用の温水管があり、何らかの原因でその熱湯が漏れた可能性があるということです。
鹿児島交通には現在、同じ車種のバスがおよそ30台あるということで、ほかの車両に問題がないか点検を進め、7日中に完了する予定です。警察は夕方からバスの実況見分を行い、原因など調べる方針です。

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