☆韓スレ

「韓国」と「朝鮮」、南北の国号対決

 韓国は北を「北朝鮮」ではなく「北韓」と呼ぶ。向こうも南を「南韓」とは言わず「南朝鮮」という。「韓国」「朝鮮」という用語は、ひそかに対決的な用語となった。

 「朝鮮」と「韓国」の国号対決は、新聞社の題号にも影響を与えた。1950年に韓国政府は「朝鮮」という用語を禁じた。ついには「朝鮮日報」という題号も使えなくしようという議論まで起こったが、当時の李承晩(イ・スンマン)大統領が「『朝鮮日報』は植民地時代から使われていた固有名詞なので、そのままにせよ」と配慮したため生き残った(イ・ソンミン著『大韓民国 国号の誕生』)。それだけではない。54年には、「朝鮮日報」の取締役を退いた張基栄(チャン・ギヨン)氏が「太陽新聞」を買収して「韓国日報」と題号を変えた。「朝鮮日報」に対する競争意識に加えて、それとなく「北朝鮮の朝鮮日報」「大韓民国の韓国日報」と差別化しようという「色分け論」的な発想があった。

 「歴史的に、古朝鮮は紀元前7世紀に満州と韓半島(朝鮮半島)にまたがる巨大な政治勢力として登場し、紀元前2世紀に南側で『韓』という政治勢力が登場した。南側とはおおむね礼成江・漢江以南を意味する」(ユン・ミョンチョル教授、東国大学、歴史学)。これは、今の南北の境界とおおむね軌を一にする。風水的に、「北朝鮮(北韓)」と「南韓(南朝鮮)」の特性をはっきりさせることができるだろうか?

 日本人の御用学者・黄文雄は、韓半島を「三南」(韓国)と「三北」(咸鏡道・平安道・黄海道)に区分している。「三南は水田農耕が可能なのに対し、三北は狩猟と農耕が半々」として、「生産手段」の点で南と北を全く別の国だと規定した。「生態や植生が全く違うので、そういう理由から人種や国民性も異なり、南北統一を夢見るのは無理」と悪い評価を下した。本当にそうなのだろうか。

(続きはソースでご確認下さい)
朝鮮日報 2018/11/11 05:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/09/2018110901740.html