天皇、皇后両陛下が9月に起きた北海道地震の被災者を見舞うため、15日に北海道厚真町を日帰りで訪問されることが、13日の閣議で報告された。
 宮内庁によると、両陛下は15日午前、羽田空港を特別機で出発。新千歳空港に到着した後、マイクロバスで厚真町に向かい、土砂災害を受けた地区を視察する。被災者の見舞いのほか、救援活動に当たった警察、消防、自衛隊やボランティア関係者もねぎらい、夕に空路で帰京する予定。
 9月6日に発生した北海道地震では、厚真町を中心に41人が死亡したほか、道内全域が一時停電するなど大きな被害が出た。両陛下は発生直後から現地の状況を案じ、同月25日には皇居・御所で高橋はるみ知事から被害状況について説明を受けた。(2018/11/13-08:40)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111300258