11/30(金) 10:17
 11月も30日が最終日。通常、季節が秋から冬に変わるこの時期に吹く「木枯らし1号」が、東京地方では39年ぶりに吹かないまま冬を迎える可能性が高くなっています。

 木枯らし1号は、「季節が秋から冬に変わる時期に初めて吹く北寄りの強い風」のことで、近畿地方では今月23日に吹いたと気象庁から発表されました。ところが、東京地方では、木枯らし1号の対象期間である「10月半ばから11月末」の間に、気象庁が定めた「最大風速8メートル以上の北寄りの強い風」が観測されておらず、11月最後の日の30日も、東京地方で強い風は予想されていません。

 気象庁によりますと、記録が残る1951年以降、東京地方に木枯らし1号が吹かなかった年は4回あり、30日にこのまま木枯らし1号が吹かなければ、1979年以来39年ぶり、5回目の記録となります。(30日08:26)

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