米沢伝統の「裸もちつき」

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20181204/6020002493.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

年越しを前に、さらしを巻いた男たちが豪快に餅をつく伝統の祭り、
「裸もちつき」が米沢市の寺で行われました。

この祭りは、350年余り前、凶作に苦しむ農民が千眼寺の砂を田んぼにまいたところ、
豊作になったことから、感謝をこめて餅を供えたのが始まりとされています。
毎年、年越しを前にした、この時期に行われ、4日は早朝から
さらしを巻いた地元の若者、20人余りが境内に集まりました。
そして、「つけよ、つけつけ、宝の餅を」などと威勢のいいかけ声を上げながら、餅をつきました。

30分ほどで餅がつきあがると、細長いきねで持ち上げて天井目がけて勢いよくぶつけていました。
祭りでついた餅を食べると、新しい年を健康に過ごせるとされ、
集まった市民たちがあんこや納豆をつけて味わっていました。

米沢市内から訪れた70代の男性は
「とてもおいしいです。ありがたいもちを食べられるのはこのうえない幸せです」
と話していました。
寺の鈴木一志住職は
「この餅を食べて、来年も皆さんが元気に過ごしてもらえることを念じています」
と話していました。

4日の祭りではおよそ500キロのもち米が使われ、1100人に餅が配られたということです。

12/04 19:04